佳人のおいとま vol.4


40代を目前に、以前よりも肌をほめて頂く機会が増えて上機嫌の私です。そんなときも「発光は発酵のおかげです。」と謎のギャグと発酵の普及へと繋げます。
そんな私も若かりし頃はメイクも落とさず寝ていた日もあり、今思えば肌に負担しかない恐ろしいことをしていたわけですが、不思議とその頃より年齢を重ねた今の方が安定しています。思い当たるのは食生活しかなく、食べた物は見た目に表れると改めて日々感じています。

昨日のお昼は、名付けて《発酵佳人定食》。かつお節昆布ごはん・夏野菜の山形だし・塩麹サバ・ひじき醤油麹煮・切りこんぶ醤油麹炒め・トマトのにんにく塩麹 etc..


今回は最近特にハマっている、納豆を使った発酵料理をご紹介してまいります。それは《麹納豆(こうじなっとう)》

納豆は毎日食べるほど大好物。「発酵のぎもん」でお話したとおり、納豆は栄養の宝箱。ポリアミンは動脈硬化予防と免疫力UP、カリウムは血圧を下げむくみの改善、サポニンはコレステロール値や中性脂肪の低下、ほかにも鉄分や亜鉛やイソフラボン、ビタミンB2とK2、カルシウムにマグネシウム...とそれはもう書ききれないほどの効能で、その栄養素は大豆の120倍とも言われています。

しかも納豆菌は胃酸に強く生きて腸まで届くのが嬉しい。食べたら必ず免疫が上がるわけです。

その納豆を、「納豆菌」「麹菌」とかけ合わせたらどうなるんだろう?と、甘酒で余った米麹を使いたくて調べていたら、あったあった!ダブル発酵食。発酵菌はかけあわさると相乗効果が倍以上になるんですよね。

作り方は意外とシンプル。人参、塩昆布、胡麻をみりんと醤油で少し煮て少し冷まし、納豆と米麹を混ぜて60℃で8時間発酵させるだけ。この子を発酵させてみると.....

ほくほくでほんのり甘い麹納豆の完成。米麹のおかげでもっちり感がでて食べ応えがあります。これだけでおかずの一品やお酒のアテに。香りは、納豆の匂いが抑えられ、発酵の鼻に抜ける香りがたまりません。食感はもっちりトロッとしていてずっと噛んでいたい美味しさ。食べた人の感想も「これは絶品!」ということでお墨付きをいただきました。またひとつ夕食の常連メニューが増えました。

手作りの発酵料理で自身も家族も健康で美しくいられるなんて、こんな嬉しいことはありません。発酵は食の魔法、コツコツとその素晴らしさを広げてまいります。

発酵佳人

「発酵のチカラで、人も地球も美しく」 身体に優しい発酵レシピや 発酵の魅力をお届けいたします。 一緒に発酵のある暮らしを楽しんでみませんか。

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