発酵のぎもん vol.5
納豆を食べる効果的なタイミングって?
納豆は納豆菌が大豆に繁殖した発酵食品。夕食時に摂るとベストだと言われています。納豆菌に含まれる「ナットウキナーゼ」というタンパク質分解酵素が血栓予防や血圧降下作用の効果があり、動脈硬化や脳梗塞などの予防に役立ちます。
血栓は深夜から早朝にできやすいことから、ナットウキナーゼの効果が持続する8時間前で逆算して、夕食時が最も理想的なタイミング。
血栓効果を求めるには夕食時が効果的ですが、納豆に含まれる「レシチン」には記憶力を高める効果や、水溶性食物繊維が脂肪や糖の吸収を穏やかにする効果があるため朝食時に摂取することにも利点はあります。
納豆はさまざまな栄養効果があることから「最強のプロバイオティクス」(=善玉菌を増やし腸内環境をよくする微生物や菌、それらを含む食品)との呼び名もあるほど。
納豆は1パックあたり約500億個もの納豆菌が含まれ善玉菌として腸内で活動し、さらに耐酸性があるため胃酸で死滅せずに生きたまま腸まで届く優秀な発酵食品です。日々の生活で積極的に摂り入れていきたいですね。
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